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そこで人気を集めているのがカルシウムのサプリメントだが、カルシウムのサプリメントだけ飲んでもあまり役に立たないということはあまり知られていないようだ。カルシウムという成分は、もともと身体への吸収率があまり高くない。普通にカルシウムだけ摂取した場合の吸収率は、およそ10〜15%程度。ところがビタミンDを一緒に摂ると、カルシウムの吸収率はおよそ30%まで上昇する。カルシウムだけを摂取した場合と比べて2〜3倍の吸収率アップというわけだ。ここにマグネシウムを加えると、吸収率はさらに高まるという。
ビタミンDは肝油やフィッシュオイルなどに多く含まれているが、もっと簡単にビタミンDを摂る方法がある。天気の良い日に外に出れば良いのだ。人体は日光を浴びると体内でビタミンDが自然に合成されるようにできている。ちょっと外に出るだけでカルシウムの摂取率が倍増するのだから、実践しない手はない。特に成長期にはカルシウム吸収率が最大80%程度まで上昇すると言われているので、子供を外で遊ばせることは骨の形成にとっても非常に大切なことなのだ。
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