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ご存知のとおり、黒ひげ危機一発は樽に剣を突き刺して海賊が飛び出したら負けというゲーム。黒ひゲイ危機一発は海賊のかわりにレイザーラモンHG人形が使われており、樽のデザインもハードなトゲトゲつきのハードゲイ仕様。あとは黒ひげ危機一発と同じように、剣を突き刺すとレイザーラモンHG人形がフォーッ!と叫びながら飛び出す仕組みだ。
STN21は、同性愛者(ゲイまたはハードゲイ)やそれを連想させる人物(レイザーラモンHG)を樽に入れて剣を突き刺して楽しむ玩具は差別的だと主張。子どもたちに同性愛者は差別して良いとの意識を植え込み、性的マイノリティーに苦痛を与え、いじめのきっかけを作りかねないとも指摘している。それはちょっと考えすぎだろうと思うのだが、STN21の方々はそういった偏見や差別を実際に体験してきたのかもしれない。
確かに黒ひゲイ危機一発はやや悪ノリしている気もする。しかしレイザーラモンHGのハードゲイキャラはあくまでもネタ。逆にSTN21は開き直ってレイザーラモンHGを利用し、大々的に差別撲滅キャンペーンを行ったらどうだろうか。レイザーラモンHGの人気が続いている今がチャンスだ。まあ、私にはハードゲイ(HG)やリアルゲイ(RG)の気持ちはわからないので、あまり無責任なことも言えないのだが。
ちなみに捕らわれた黒ひげを味方の海賊が救出するというのが黒ひげ危機一発のコンセプト。ということは、捕らわれたハードゲイを仲間のゲイが救出するというのが黒ひゲイ危機一発のコンセプトになるのか? いずれにしても、トミーには同性愛者を剣で突き刺して楽しむとの認識はなかったそうだ。認識がなかったというよりも、あまり考えず軽いノリで黒ひゲイ危機一発を作ってしまったのだろう。わかるわかる。バンバン売れそうだもんな〜。実際に売れているみたいだし。
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