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タイフーンは、北朝鮮からの亡命に失敗した過去を持つ青年シン(チャン・ドンゴン)が、亡命の願いを聞き入れなかった韓国と両親を殺した北朝鮮に対する恨みから、核兵器を手に入れて朝鮮半島の壊滅をもくろむというストーリー。核兵器を手に入れるあたりは展開に無理があるような気もするが、タイフーンは現在の朝鮮半島が抱える微妙な問題を表現している映画だ。
昔と違い、今の韓国映画には海外市場がある。特にチャン・ドンゴンは韓流スターの中でも海外で人気が高く、真田広之と共演した映画、プロミスの日本公開イベントにもチャン・ドンゴン目当てのファンが大勢詰め掛けた。タイフーンは東映の配給で4月に日本公開が決定している。韓流ブームに一時期ほどの盛り上がりは見られないが、タイフーンの観客動員次第では韓流ブームが再燃する可能性も十分にあるだろう。
チャン・ドンゴン|タイフーン|韓流