ひと昔前はヒゲを生やす=不精というイメージがあり、日本でヒゲは受け入れられにくい雰囲気だった。しかし最近ではファッションのひとつとして、若い世代を中心にヒゲを蓄える男性が増えてきている。一般的な会社勤めのサラリーマンがヒゲを蓄えるのはまだ難しい状況にあるようだが、業界によってはヒゲOKの企業も少なくない。男性の美容意識の高まりとともに、ヒゲを手入れするアイテムが徐々に増えてきている。その代表がヒゲトリマーだ。
ヒゲトリマーとはヒゲやモミアゲの生えぎわを整えたり、ヒゲの長さをそろえたりする電化製品だ。簡単に言えば、ヒゲ専用の電動バリカンといったところ。従来の頭髪用の電動バリカンでもヒゲの手入れができないことはないが、やはり微妙な長さの調整などはヒゲ専用のヒゲトリマーが断然便利だ。
短髪ヒゲスタイルを好む男性の需要を見込んだ松下電器(ナショナル)は、頭髪とヒゲの両方の手入れを一台でできるメンズ2WAYトリマーを発表している。アメリカの業務用バリカン大手となるウォール・クリッパーも日本のヒゲトリマー市場に参入を始めており、ヒゲトリマーのほか、刃を交換すれば一台で鼻毛と眉毛を手入れできるトリマーを家電量販店などで販売している。
ヒゲを整えるヒゲトリマーだけでなく、こだわりのシェービング用品も注目を集めているようだ。ニューヨークの有名ブランドであるアートオブシェービングの泡立てブラシは職人の手作りで1本1万円以上するが、細く弾力のあるアナグマ毛がヒゲそり前の毛穴の汚れをキレイに取り除いてくれるとあって、男の儀式として毎朝のヒゲそりを楽しむ中高年に人気だという。また、凝ったデザインのカミソリ・ブラシ・専用スタンドのセットも人気が高い。これからはアートオブシェービングやイタリア製のイルチェポなど、海外ブランドのシェービング用品の人気がさらに高まりそうだ。
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posted by Gotz at 23:23
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