ネコカフェの先駆けとなったのは、2年前に大阪市北区にオープンした「猫の時間」というお店。日本では珍しい大型の外国種を中心に常時15種類ほどの猫が飼われており、住宅などの都合で猫を飼うことができない人たちが多く訪れるという。ネコカフェの客層は大半が女性で、子連れの家族が猫を目当てに来ることも少なくない。ネコカフェは猫好きな関西人たちのコミュニケーションの場となっているようだ。
ニットカフェやらネコカフェやら、なかなかおもしろいシステムを考えるものだ。最近はロボットで遊べるロボカフェなるものまで登場しているらしい。ただ、ネコカフェに行ってみたいかと聞かれると、個人的には微妙なところだ。あえて料金を支払ってまで猫と触れ合わなくても、と思ってしまう。しかし同じ趣味を持つ人たちが集まる特殊なスタイルのカフェは、これからもどんどん増えていきそうな気がする。ネコカフェも、もの珍しさからくる一過性の人気で終わらないことを期待したい。
ネコカフェ