近年サービスの簡素化により低料金を実現した格安航空会社が急速に伸びてきているが、日本航空(JAL)と全日空(ANA)は国内線の上級クラス向けシートをハイグレードな専用シートに刷新。さらに有名料理店による機内食や老舗料亭の弁当を提供するなどサービスの拡充を図っており、富裕層の囲い込みに必死な様子だ。
最大の理由は国内線普通運賃の値上げに伴い新幹線に対する価格競争力の低下にある。燃油高が続く中で運賃の値下げも限界にあるため、逆に高単価なビジネス客や富裕層を囲い込むことで収益性の向上を見込んでいるというわけだ。
この高級化の流れは航空会社だけでなく、庶民的なイメージの強いバスツアーにも影響を及ぼしている。三越は高級バスツアーで使用するプレミアムクルーザーを発表。通常なら45座席を確保できる大型のバスに、リクライニング可能な独立型の革張りシートを10席のみ配置した贅沢な作りだ。
もちろん三越プレミアムクルーザーは富裕層をターゲットにしているわけだが、旅行代金が尋常ではない。群馬県の伊香保温泉にある高級旅館での1泊2日ツアーで19万8千円。その他のツアーも12万円〜28万円ともはや国内バスツアーの値段ではないのだが、それにもかかわらず4月のツアーは予約で埋まっているというから驚きだ。まあ、私には縁のない世界ということで。
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2008年04月14日
航空とバスの高級化が加速
posted by Gotz at 08:26
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