若者の娯楽が少なかった1947〜49頃には、フォークダンスは日本中で踊られていた。会社や労働組合が中心となってレクリエーションとしても親しまれてきたが、1965年頃から下火になり、1980年代になると学習指導要領の変更により学校の運動会で踊ることも少なくなっていった。
しかし、軽度な運動で費用もかからず友達も増えるということで、ここ10年程で女性を中心に中高年がフォークダンスに目を向けるようになってきた。年代に関係なく踊れて、ステップを覚えることでボケ防止にもつながるフォークダンスは、中高年には最適の趣味なのかもしれない。
体がダンスのステップになれてきたら、タンゴなどに挑戦してみるのも良い。アルゼンチン・タンゴには機敏さが要求されるので少し難しいが、タンゴを踊ることで体型維持のほか、脳の老化を防ぐ効果も得られることがカナダの大学による研究で明らかになっている。なにはともあれ無理は禁物。まずはフォークダンスから始めて、脳と体の活性化を図ってみてはどうだろうか。
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